LENOVO ideapad320S 2018年モデルを分解してみる
中古で購入したLENOVOのideapad320S。
部分的にスペックが謎仕様になっていて、前オーナーがいじってたんじゃねって疑惑がありつつも、なんだかんだ快適に使えていました。
しかし、ここ最近SSDの容量不足と、Wi-Fiの安定化を更に向上させたいと考えていて、だいぶ以前から各部品の仕様や、ベースとなるノートPCの素性について調べていました。
ここでは、背面パネルを外してマザーボードへ到達するまでの、これができなきゃ何も始まらない、初歩の作業を記録として残します。
背面パネルはM2のトルクスネジ×10本で固定されている。
使用するドライバーは、T5のトルクスドライバー
ゴム足の裏などに隠れているネジはいないので、ひっくり返して見えているネジを
10本外せば問題ないはず。
背面パネルのトルクスネジを外したら、あとは爪で引っ掛かっているだけの状態になる。
メンテナンスマニュアルには、背面パネルをヒンジ側へずらして、横方向へずらして、上に持ち上げろと書いているが、ためしてみてもビクともしない。
よく観察してみると、背面パネルは本体側の筐体の内側に入り込んでいるので動くわけがなかった。
こうなったら別の手段で攻めるしかない。
ピックツールで慎重に持ち上げていくのが一番安全な方法かもしれないが、ピックツールを持っていない。
先端が尖っている樹脂のヘラを代用したが、ヘラが負けた…
背面パネルをあれこれいじっているうちに気づいたが、ヒンジ側の真ん中あたりを指で引っ張ると少し浮き上がる。
試しにここを慎重に持ち上げてみたら、ヒンジ側の一部の爪が外せた。
1か所外せれば、あとは爪の位置を確認しながら慎重に外していくだけ。
ピックツールを使わず、5分くらいで背面パネルを外せました。
マザーボードとご対面。
M.2 SSDは2242が装着されている。
スペーサーを外せば、2280が装着できそう。
Wi-FiモジュールはAC 3165。
接続はM.2:Pcle
バルク品やキット品で売られているWi-Fiモジュールに交換して、ドライバインストールしてやれば、Wi-Fi6への対応とBluetooth5への対応もできそう。
ちなみに、通販で売っているWi-Fiモジュールのバルク品は技適マークの確認が必須。
技適マークが表示がされていないと電波法に違反した状態になる可能性が高いです。
メモリはオンボードだし、CPUも交換不可だし、いじれるのはSSD交換と、Wi-Fiモジュール交換くらい?
Wi-Fi6対応、IPv6対応、WPA3対応のルーターの値段が下がり始めたら、ルーターの交換時なのかもしれない。
自分の中では、5G時代の到来よりも、Wi-Fi6が拡充されていくことの方が楽しみ。