カメラとかiPhoneとかスノーボードとか

気まぐれで気づいた事や気になった事を書き殴っていきます

たまにはiPhoneに外部マイクを付けてみたい

iPhoneで動画撮影や、ボイスレコーダーで録音する時に、

 

「もっと良い音質で録音したい!」

「風切り音を低減したい!」

 

こんな風に思ったことはないでしょうか。

 

僕はありません。

 

しかし、一眼レフで動画撮影をするつもりで色々と機材を買い揃えてあります。

 

その機材の中の1つに、プラグインパワーで動作するコンデンサマイクがあります。

 

このコンデンサマイクをこのまま除湿庫の肥やしにしてしまうのはもったいない。

何か有効活用できる使い道はないか…

と、考えた時にiPhoneの外部マイクに使えるのでは?と思いました。

 

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購入後まったく使用していないPanasonicコンデンサマイクVW-VMS10」

しかし、iPhoneはLightning端子を採用しており、3.5mm端子を採用しているマイクは端子を変換しないと接続自体ができません。

 

そこで、iPhoneに付属している、Apple純正のLightning-3.5mmヘッドフォンジャックアダプタをつないでみました。

しかし、iPhone側ではLightning端子に接続されている表示は出るのに、音声はiPhone本体のマイク部から拾っています。

 

調べるとLightning-3.5mmヘッドフォンジャックアダプタはCTIA規格の4極のようです。

これに対して、マイク側はCTIA規格の2極。

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VW-VMS10の端子はCTIA規格の2極

細かい説明は難しいので省きますが、4極のイヤフォンジャックに2極のマイク端子を差し込んでも、端子の位置が違うので導通しない=音声をiPhoneに入力できないんですね。

 

そのため、ネット通販で4極変換アダプタなる物を購入しました。

メーカー品だと1300円弱しますが、無名品であれば320円くらいで購入できます。

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試しに楽天で購入した4極アダプタ。無名品で320円と格安だった。

 

この4極変換アダプタを、マイクとLightning-3.5mmヘッドフォンジャックアダプタの間に接続してみます。

 

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4極変換アダプタを介してヘッドフォンジャックアダプタに接続した

こうすることで、接続したマイクを外部マイクとしてiPhoneに入力することに成功しました。

 

注意点として、Lightning-3.5mmヘッドフォンジャックアダプタを挿した状態では、iPhone側はイヤフォンジャックが接続されている認識となるため、動画再生などでの音声がiPhoneのスピーカーからは出力されなくなります。

音声を聞きたい場合は、4極変換アダプタに3.5mmプラグのイヤフォンやヘッドフォンを接続しなければいけません。

 

アダプタを2つも介さないといけない不便さもありますが、これで好みのコンデンサマイクiPhoneの外部マイクとして接続することができて、外部マイクの選択肢が一気に広がるようになります♪